【シリーズ】Alteryx でマクロを使う-1-

Alteryxでも、繰り返し同じ作業をする場合、
マクロを作り、プロセスの省略・再利用をすることが出来ます。
その作り方をご紹介してまいります。

こんにちは、PR担当Saoriです。

処理アイコンをドラッグ&ドロップし、線でつなげていくことで「ワークフロー」という処理の履歴を構築し、
再生ボタンを押すことで、処理が実行できるため、とても分かりやすいのが強みの統計ツールである”Alteryx”。

Alteryxも、“マクロ”の機能があります。

“マクロ”とは?

Excelと同じく、定型作業をする際に、その作業をプログラム化することで、自動化することが出来ます。

またAlteryxは集計プロセスが分かるのが強みですが、複雑な分析になるとフローが増え、
分かりづらくなるデメリットもあります。
そういうプロセスをマクロ化で省略し、分かりやすくすることが出来、また再利用が出来るようになります。

Alteryx 4つのマクロ

Alteryxでは目的ごとに4つのマクロがあります。

★標準マクロ★
作成したプロセスを、ワークフローに挿入できるツールとしてパッケージ化して再利用します。
★バッチマクロ★
ワークフローで複数回実行され、実行ごとに出力が作成されます。
★Iterativeマクロ★
すべてのレコードを実行し、指定された回数だけプロセス全体を繰り返すか、
条件が満たされるまで、ワークフローを通してレコードをループバックします。
★Location Optimizerマクロ★
最適な場所を特定するためにネットワーク分析で使用できる反復マクロです。

・・・ちょっとわかりづらいですよね。

条件が変わらない繰り返しは標準マクロ、条件に基いた繰り返しを行うのが他のマクロです。
Pythonで使うforループについてはIterativeマクロが最も近いです。

マクロは中上級者向けですが、慣れてしまえばとても便利なツールです!

これから3回に渡り、各マクロについて作成方法をご紹介してまいります。

標準マクロ

標準マクロは、作業を記録し、自動的に実行するために再利用します。

・毎月送られてくるファイル(日付ごとに分かれている)を一気に開いて結合したい。
・取り込んだデータの日付を整えてから出力する

など、動作が決まっている場合に利用します。
今回は、取り込んだデータに連番を追加するマクロを作ってみます。

①ワークフローを作成

データに対し、IDを追加するワークフローを作成します。

②マクロ化

Alteryxではマクロ用のツールを使ってワークフローをマクロ化します。
Text Input ツールを右クリックし、Convert to Macro Input をクリック
Alteryx Convert to Macro Input 説明画像

緑色のText Input Toolが歯車のアイコンに変化しました!
通常フローをこのようにマクロ化します。
※最初からMacro Input Toolを使って作成することも可能です。
Alteryx Macro Input Tool 説明画像

③MacroOutputToolを追加

通常フローに結果を出力するためのツールです。
このツールを追加して、マクロが終わることを指定します。
Alteryx MacroOutputTool 説明画像

④マクロとして保管

View→InterfaceDesingerをクリックし、インターフェースの中身を決めていきます。

今回は、鍵のアイコンをクリックし、この機能内でアイコンを設定します。
デフォルトのアイコンを使うことも可能ですが、現在あるツールのアイコンと同じ柄のため、今回は鍵の画像を使います。
Alteryx InterfaceDesinger 説明画像

Alteryx InterfaceDesinger 説明画像2

保管すると拡張子がyxmcとなり、紫色のアイコンとしてデスクトップやフォルダへ保存されます。

⑤マクロを使ってみましょう!

まずワークフローを作ります。

マクロを追加します。
右クリックしてInsertをクリックすると、最下部にMacroカテゴリがあるので、
そこで鍵アイコンの先ほど作ったマクロを追加します。
Alteryx Macro マクロ 追加画像

追加されましたね。
通常と同じくツールとして利用をするイメージです。

それでは実行!
Alteryx Macro マクロ 追加画像2 標準マクロ
ちゃんと正しい結果が出ました。

まとめ

今回はシンプルなワークフローで作ってみました。
Alteryxのマクロ機能は、慣れるまで少し時間が掛かるかもしれませんが、とても便利な機能です。

Excelでマクロを作ったことがある人は、
マクロを記録→コードを保存→ボタンなどを作成して→流用する
(ワークフローを作成→マクロ化し→アイコン化して保存→流用)
と考えると利用するにあたり、イメージしやすいかと思います。

実際にAlteryxが提供してくれるツールの中にはマクロをパッケージ化しツールとして
提供しているものもあります。

是非使ってみてください★

とはいえ難しい!という方は弊社でセミナーも開いております。
ご相談はこちらまで、お待ちしております。

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