【シリーズ】Alteryx でマクロを使う-2-

Batch Macro アイキャッチ Alteryx

Alteryxでも、繰り返し同じ作業をする場合、
マクロを作り、プロセスの省略・再利用をすることが出来ます。

こんにちは、PR担当Saoriです。

処理アイコンをドラッグ&ドロップし、線でつなげていくことで「ワークフロー」という処理の履歴を構築し、
再生ボタンを押すことで、処理が実行できるため、とても分かりやすいのが強みの統計ツールである”Alteryx”。

Alteryxも、Excelのように“マクロ”の機能があります。
※マクロ とは いくつかの手順を記憶して、自動的に実行させる機能です。

前回、マクロとは?の説明と、標準マクロの作成方法について、ご説明させていただきました。
【シリーズ】でご紹介している第二弾、今回は”バッチマクロ”についてご紹介してまいります。
といいつつもう半年も過ぎている・・・

“バッチマクロ”とは?

ワークフローで複数回実行され、実行ごとに出力が作成されます。
送信する内容を制御(指定)することで、コンテンツの量、消費メモリ量、および各ワークフローの処理時間を制御できます。
ワークフローを柔軟に実行できるのがバッチマクロの良さです。

バッチマクロ作成実演

今回はLEARNING ALTERYX (Amazonのリンクはこちら
を翻訳する形でご説明します。

——–標準マクロの作成 input編——–

①マクロ化
インターフェイス を選択後、
Macro Input ツール

を選択しキャンバスへドラッグ&ドロップします。
なお、この時点でAlteryxはマクロと判断し、自動的に標準マクロ扱いとなります。
Alteryx Batch Macro 1
②基礎データの作成
Configulation Windowにある”Text Input”の下にある ”Edit Data”(矢印)をクリックしてください。

Alteryx Batch Macro 2 MacroInput

データ入力画面が出てきますので、
カラムに「Number」と入力し、数字を入力します。
ここの数字は何を入れてもOKです。
Alteryx Batch Macro 3 TextInput
Text Input ツールを使うようなイメージです。
Text Input Tool Alteryx

数字の入力が終わりましたら、
Cofiguration Windowへまた移動します。
赤枠、[No Data]だったのですが[5 Rows & 1 Column]に変わりました。
またInput nameとAnchor Abbreviationを写真のように変えておきます。
これは後工程で区別をしやすくするために名前を付ける作業です。
Alteryx Batch Macro MacroInput 2

——–標準マクロの作成 繰り返し作業の追加編——–

それでは、繰り返す作業を追加していきます。
今回はシンプルに、数字を半分にする式を入れます。
Formula ツールを使い、式を入力します。
Fomula Tool Alteryx アイコン画像

入ってくるデータを0.5で掛け算(=半分に)する 式を今回は作成しました。
Alteryx Batch Macro 4 Formula

なお、今回はFormulaツールのみでしたが、ツールは1つではなく、複数入れることが可能です。

——–標準マクロの作成 output編——–

次にMacro Output ツールを使います。
計算結果を通常ワークフローに戻してあげる作業をするためのツールです。
Alteryx Batch Macro 5 Macro Output

MacroOutputでも作業がしやすいように名前を付けておきます。
Alteryx Batch Macro 5 Macro Output Configurationwindow
ここまでは、標準マクロと同じ作り方になります。

——–バッチマクロ化——–

それではバッチマクロにします。

Configulation Window

Alteryx Batch Macro 8 Macro設定画面

を見ると、 Standard Macro になっています。
ここで選択をすることも可能なのですが、
Batch MacroはControl Parameter ツール
Alteryx Batch Macro 7 ContorolParameter
をキャンバスへドラッグ&ドロップをすると
Alteryx Batch Macro 10 Batch Macro変更した設定画面
バッチマクロなんだね、と認識してくれます!

便利ですねぇ。

なお、マクロは何のデータが可変になるかを事前に設定する必要があります。
Control Parameter ツール
Control Parameter Tool Alteryx アイコン 画像

Formula ツール
の稲妻模様へ線を引っ張ってください。

Alteryx Batch Macro 設定画面 Control parameter

Action ツール
Action Tool Alteryx アイコン 画像
が自動で追加されます。

Alteryx Batch Macro 設定画面 Action追加

ここで、 アクションツールをクリックした後、Configuration Window を確認します。
何が可変になるかを設定してください。

Alteryx Batch Macro 設定画面 Action Configuration Window

さぁマクロの完成です。
ワークフローは以下のような形となりました。

一旦保存をしましょう。
今回はBatch Macroという名称で保存します。

Alteryxのマクロは”yxmc”という拡張子になります。
保存をすると紫色をしたMという頭文字のマークのアイコンが追加されます。
Batch Macro アイコン画面

——–ワークフロー作成編——–

作ったマクロをワークフローに追加してみましょう。
Input Data ツール
Input Data Tool Alteryx アイコン画像

をキャンバスにドラッグドロップします。
Batch Macro ワークフロー作成画面 InputTool

Select ツールを使い
Select Tool Alteryx アイコン画像

データが全て文字型になりますので、
指定のデータのみを数字型に変更します。

※余談
Alteryxは、csvを取り込むとすべて文字型として認識されます。
(Input Dataツールの後に、Auto Field ツールを使い実行を押すと解消されます。)

Batch Macro ワークフロー作成画面 SelectTool

それではマクロを追加します!
キャンバスの何もないところをクリックいただき、
右クリック→→Insert→→マクロをクリックします。
Batch Macro ワークフロー作成画面 Macro追加画面

マクロ選択画面になりますので、
先ほど作成した
Batch Macro を選択します。
Batch Macro ワークフロー作成画面 Batch Macro選択画面

さぁマクロがキャンバスに追加されました!!!

ただ変なアイコンです。 左側にインプットできる端子のようなのが2つ、出口が1つとなっています。
Batch Macro キャンバス画面

反転疑問符  ¿  は、Control Group Byフィールドです。
これは、グループ化するために使用するデータです。

I はAnchor Abbreviationです。(先ほど名前を付けたので “I”と表示されます)
フィールドにはデータを取り込みます。

このような関係になっています。
Batch Macro 関係性画面

グループ化するためのデータも取り込んでおきます。
Alteryx Batch Macro ワークフロー 画面

では取り込んだデータに対して指示をし、実際にマクロを動かしてみます。

——–バッチマクロ実行編——–

さて実行の段階です!

・・・その前に、もう数段階お付き合いください。
Configuration Window
で指示を出します。

まず、GroupBy タブを選択しグループ化するフィールドを定義します。
Batch Macro GroupBy タブ画面

今度はQuestions タブを選択し、どういうことをさせるかという指示を出します。
バッチマクロツール設定内で選択する質問があります。
Choose FieldとしてDataValueAltを選択します。
フィールドを選択:制御パラメータオプションとして乗数を入力します。
Alteryx Batch Macro ワークフロー Questions 設定画面

さて設定が完了しました。ワークフローは以下のようになります。
Alteryx Batch Macro ワークフロー 完成画面

では、実践!
Alteryx Batch Macro ワークフロー 実行画面

——–ワークフロー確認編——–

ちなみに、グループ化しないで実行すると・・・
Alteryx Batch Macro ワークフロー 実行画面グループ化なし

条件に合致していたもののみを集計かけていたことがわかります。

これはどういう計算をしていたかというと、
ワークフロー上部の中身はこのようになっていました。
指定のリストと指定の数字が入っています。
Batch Macro 詳細画面_1 Alteryx

ワークフローの下部はこのようになっています。
ちょっとデータが多くわかりづらいので使われるデータのみにしわかり易くなるように連番を振ってみました。
Batch Macro 詳細画面_2 Alteryx

この2つをバッチマクロで計算した結果がこちら。
上のリストに見えていた「ALC1 1」は抽出条件に合致しないので入っていません。
Batch Macro 詳細画面_3 Alteryx

3つをまとめるとこういう計算をしています。
Batch Macro 細かい計算画面

ということになります。
(DatavalueAltはNumberにカラム名が変わっています。)

便利ですね、リストを変えれば条件を簡単に変えて計算することができます。

まとめ

バッチマクロについてご説明をいたしました。
条件に合致したものを集計し、その条件を多く変更したい場合、それを可変的に自由に使いたい場合に便利です。

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