Alteryxが得意とする地理空間分析・GIS構築

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Alteryxは地理空間情報の分析が可能です。
地図上に店舗情報、エリアの情報など複数のデータ・ソースを紐付け(マッピング)て、GISツールとして、高度なエリア分析が可能です。
今日は使い方の一部をご紹介いたします。

こんにちは、PR担当Saoriです。

”Alteryx”は、処理ツールをドラッグ&ドロップで、線でつなげていくことで「ワークフロー」
という処理の履歴を構築し、再生ボタンを押すことで、処理が実行できるため、とても分かりやすいのが
強みの統計ツール

今日はAlteryxの地理空間分析機能(GIS)についてご説明いたします。

地理空間分析の概要

Alteryx社はもともと地理分析を行う会社からスタートしています。
だからこそ地理空間分析に使えるツールが沢山あります。
今回は以下の6つの機能をご紹介します。


1.緯度経度情報から地図にポイントをプロット
2.shp形式ファイルの取り込み
3.特定した位置からの商圏分析
4.地図上に分割線を引く
5.点と点を線にする(例:路線図を引く)
6.ヒートマップを作成する

などが可能です。

地理空間分析 —初級編—

では、早速Alteryxを使って地理空間分析をしてみます。

緯度経度情報から地図にポイントをプロット

Alteryxでは、緯度・経度の情報を簡単に取り込んで地図上に表示させることが可能です。

緯度経度情報を取り込んでみます。
今回は、日本中の山の緯度経度情報をcsvにしてみました。

Input Data Tool
Input Data Tool Alteryx
を使いデータを取り込みます。
この時点では、山の名称、その都道府県と緯度も経度があるだけです。
Alteryx 空間分析 Spatial 緯度 経度

Create Point Toolを使います。
Create Point Tool Alteryxアイコン画像
このツールを使うと緯度経度を元に空間に点を作成します。
経度が入っているカラム、緯度が入っているカラムを指定します。
Alteryx 空間分析
それで実行を掛けると・・・

地図上に経度と緯度の情報を使ってポイントを立てることができます。

皆さんもご存知かと思います、日本には多く山があることが視覚的に分かります。

空間分析 —実践編—

それでは実践的な分析をしてみます。
今回は、
ある店舗の周辺には、どのくらいのお客様がいらっしゃるか?
を調べてみます。

1.お店の情報を取り込む

今回はyxdb形式(Alteryxの独自フォーマット)で取り込みます。
Alteryx Input yxdb

2.お客様の情報を取り込む

csv形式で取り込みます。
Alteryx Spatial Data Input

4.お客様情報の緯度経度を空間情報に変換する

先ほどご紹介したCreate Point Toolを利用します。
緯度経度情報がどちらか?についての設定は間違えないように設定してくださいね。
Create Point Tool Alrteryx

5.お店情報から、商圏を定義する

Trade Area Toolを利用します。
Trade Area Tool Alteryx
こちらは商圏がどれくらいか?を指定します。
中心点からだけではなく、同心円状(ドーナッツ型)の範囲指定も可能です。
キロメートル、マイルと両方の選択が可能です。

今回は、半径3マイル~5マイル以内の同心円を指定します。
Alteryx Trade Area Tool 設定画面
このような感じで、中心点に対し、対象の範囲が指定されました。
この時点では、まだ範囲を指定したのみです。
Alteryx Trade Area Tool 結果 画面

6.データの分析

2つの(位置情報と商圏情報)データがそろいました!
空間データを元に関係を洗い出します。

Spatial Match Tool を使います。
Spatial Match Tool Alteryx
こちらは、2つのデータから関係性を図で導き出すためのツールになります。
左側は入力欄
TはTarget (今回はお客様の位置情報)
UはUniverse (今回はお店を中心とした同心円の商圏)
を意味します。

何を起点に、一定のエリアに入る点は何か?を抽出してくれます。

右側は出力欄
MはMacthed
UはUnmatched
となります。

では、”お客様の位置情報”と”お店を中心とした同心円の商圏”の設定します。
Spatial Match Tool Alteryx 機能設定画面

それでは実行してみましょう!

半径3マイル~5マイル以内にお客様がいらっしゃいました。
Spatial Match Tool Alteryx 結果

ちなみに、商圏以外のお客様についても右側の”U”から表示されます。
狙っている範囲以外にもたくさんお客様がいますね。
Spatial Match Tool Alteryx 結果

それでは、実際に何人いるか、についてをSummarize Toolで計算します。
地図情報に関しても数をカウントするようなことが簡単にできます。
Summarize Tool Alteryx
実際に実行してみると・・・
Summarize Tool Alteryx 結果

322人でした。

最終的に作成したワークフローは以下のようになります。
Alteryx 空間分析 ワークフロー

店舗に対し、顧客が何人いるか?
また狙っている商圏内に見込み客がいるか?

についての分析が、今回のワークフローで可能です。

また、Tableauとの連携もスムーズにできるような工夫もAlteryxには多数こらされています。
簡単ですので実際に作成してその良さを体感してみてください。

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