事例|Alteryxを使った働き方改革(ルーチンワーク自動化)

Alteryxを導入いただいたお客様から、
『作業工数が”月20時間” 削減しました!』
というお声をいただきました、今日はその事例をご紹介します。

こんにちは、PR担当Saoriです。

処理アイコンをドラッグ&ドロップし、線でつなげていくことで「ワークフロー」という処理の履歴を構築し、
再生ボタンを押すことで、処理が実行できるため、とても分かりやすいのが強みの統計ツールである”Alteryx”。

Alteryxをご利用いただいているお客様から、自動化を進めていくことで作業時間が大幅に削減されたとの報告をいただきました。
それを実現するまでの具体的な内容をご紹介します。

事例概要

 

レポートを作成するため、都度SQLを”手作業”で投入し(50レポート分!)、集計結果をまとめていた。

AlteryxDesinger ライセンス とAlteryx DesktopAutomation ライセンスを導入し、出力の自動実行を実施

作業時間が月に換算して20時間削減出来、手作業で発生していたミスが減り、手戻りも0となり業務効率の大幅な改善に貢献!


図で表現すると以下のイメージとなります。

Alteryx 改善 実例 事例 イメージ図

実現に向けてのプロセス

1. AlteryxDesinger でワークフローを作成する

データを集計するためのワークフローを作成します。
働き方改革 Alteryx 例 1 ワークフロー

作成したワークフローで、日付を自由に変更出来るよう、”アプリ化”します。

Alteryxのアプリ(Alteryx Analytic Apps)とは・・・・
インターフェースを兼ね備えたワークフローです。
期間や集計範囲(例:県の指定 など)の条件を、アプリを使う際に指定できるようになります。
ワークフローの中身を確認することなく、必要事項を入力すると、欲しい情報が取り出せるようになる仕組みです。

働き方改革 Alteryx 例 3 Alteryx Analytic Apps 説明

定型化している業務をAlteryxを普段使わない人でも使えるような形にしたい。
という場合に便利です。
(作成方法はこちらをご覧ください)

今回は日付の部分をアプリ化(可変できるように)するため、
Interface(インタフェース) カテゴリのツールを使います。
働き方改革 Alteryx 例 4 Alteryx Analytic Apps Interface

最終的なワークフローは以下のようになりました。
働き方改革 Alteryx 例 5 Alteryx Analytic Apps ワークフロー

2.作成したアプリ化済ワークフローをXML形式で出力をする

Alteryxは、コマンドラインを使って実行することが出来ます。
※追加ライセンス「Desktop Automation」が必要

これにより、自動実行・自動出力が出来るようになります。
Alteryxでは、コマンドラインを使って実行する場合にXML形式ファイルを使います。

(XML形式のファイル作成方法はこちらで説明しております。)

3.Pythonを使ってデータ取得期間が変更するようにする

直近7日間 のデータを取り出したいのですが、今回のDBは日付が”文字型”で格納されていました

そのためAlteryxのワークフロー内で処理をするのではなく、都度いつからいつまで、と具体的に指示をする必要がありました。
ワークフローでいうと具体的にこの部分↓です。
働き方改革 Alteryx 例 2

—-今まではここが手作業で最も時間が掛かっていたポイントです。——–

そのため、Pythonを使いXMLファイルがデータ取得に必要な日付へ上書かれるよう設定を行いました。

pythonの式をご紹介します。

# -*- coding: utf-8 -*-
import datetime
import xml.etree.cElementTree as ET

d = datetime.datetime.now()- datetime.timedelta(days = 1)#前日
date_format = ‘%Y/%m/%d’#フォーマットを変える
d2 = datetime.datetime.now()- datetime.timedelta(days = 7)#1週間前
#datetime→文字列にする
ymd2 = d.strftime(date_format)
ymd1 = d2.strftime(date_format)

root = ET.Element(“WizardValues”)

ET.SubElement(root, “Module”).text = r”E:(Alteryxワークフローが格納されているフォルダ名)\(ファイル名).yxwz”
ET.SubElement(root, “Value”, name=”date1″).text = ymd1
ET.SubElement(root, “Value”, name=”date2″).text = ymd2

tree = ET.ElementTree(root)
tree.write(“(ファイル名).xml”)

 

4.Bat.ファイルにひとまとめにする

さて、材料は揃いましたのでこれらをバッチファイルにひとまとめにします。

バッチファイルとは・・・・・
コマンドプロンプトを通じて行わせたい命令を文字列にしたものです。(wikiより)

実行させるのは簡単

Alteryxのbinが入っているところへ移動して、
作ったファイルを実行させて。

と指示をしているだけになります。

※前述のPythonを動かしてもらうため、Alteryxを実行させる前にPythonさんに日付を更新して、という指示を出しています。
中身をご紹介します。

@echo off

REM このバッチが存在するフォルダをカレントに
d:
cd D:\work\Alteryx\py

pushd %0\..

“C:\(Pythonが格納されているフォルダ)\python.exe” “D:\(Pythonファイルが格納されているフォルダ)\(ファイル名).py”

REM alteryxを起動するコマンドをこのあとに書く
cd C:\Program Files\Alteryx\bin
AlteryxEngineCmd “D:\(XMLファイルがされているフォルダ)\(ファイル名).xml”

exit

 

 

5.タスクスケジューラを使いタイマー設定をする

毎日同じ時間に起動・実行するよう、タスクスケジューラを使います。
バッチをタイマー処理する感じです、目覚まし時計的な、iPhoneでいうリマインダーに近い機能です。
一部をご紹介します。これらの実行結果(ファイル)が、会社に行くと既に出力されています。
働き方改革 Alteryx 例 8 タスクスケジューラ

まとめ

今回は自動化をするにあたっての具体的なプロセスを、ご紹介させていただきました。

プログラムの中身をイメージしてみました。
作業が多いようにも見えますが1つ1つはシンプルで役割も明確です。
それに合わせて作成していくので、初心者の方でもわかりやすいと思います。


Alteryx 自動化 パッケージ Python タスクスケジューラ バッチ

朝会社に来てレポートを作成して・・・・
出てきた結果をコピペして並べて・・・
ということなく、

朝会社に来たら出力されているレポートの中身を確認して報告。

となり大変便利になります。

プロセスは少し多いように見えますが、
一度パターンを作ってしまえば、あとはコピーしていけばいいだけですのですごく楽ですよ!

AlteryxもPythonもBat.ファイルもほとんど作ったことない方が、
1パターン作成したことで日々自動化を作成し、作業時間の削減を実現しています。

また、日々変わる”掲載件数●件”のように、
その日のみの実績など毎日その瞬間しか取れないデータも
自動で集計・実行してデータを貯め続けることが出来ます。

パーツパーツに分かれているため、
変更があっても大変対応しやすいです。

Alteryxはこのような業務効率化についても実現することが出来ます。

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