Google Maps APIを使い、住所から緯度経度を取得しAlteryx上に表示する

Google Maps APIを活用し、住所から緯度経度を算出し、それをそのまま地図にプロットしていきます。
Alteryxを使うと、データの取得から表示までを一括で行うことが出来、大変便利です。

こんにちは、PR担当Saoriです。

処理アイコンをドラッグ&ドロップし、線でつなげていくことで「ワークフロー」という処理の履歴を構築し、
再生ボタンを押すことで、処理が実行できるため、とても分かりやすいのが強みの統計ツールである”Alteryx”。

Alteryxを使って、効率よく商圏分析を行う方法はないか?
というお声をよくいただきます。
・緯度経度情報は、住所を元に都度インターネットで調べている。
・何百店舗もある店舗リストを手作業で地図上にプロットしていくのは面倒。
などです。

Alteryxは、このデータ変換をワークフローを使い、一括で出来る方法があります。

今日は緯度経度情報を上手に取得するAlteryxの使い方をご紹介いたします。

Google MapsとAlteryxを活用した位置情報マッピング 実演

事前準備編

必要なものは
・住所
・Google API のキー
・住所から緯度経度情報を取得するための必要情報(URI)
です。

住所

住所を準備します。
今回は私が好きな商品の店舗をプロットしていきたいと思います。
ラーメン一風堂様の店舗一覧をお借りしました。
公式HPから、店舗一覧を拝借しました。

APIキーの取得

今回はGoogle Maps PlatformのAPIを使って情報を集めます。
そのため、まずはじめに
・APIキー

を取得します。

※Geocoding API を利用する場合、料金が発生する(場合)があります。
(2018年7月16日から、「請求を有効にする」でないとと使えなくなっています)
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。 また、規定回数以内であれば無料でも利用できるそうです。こちらをご覧ください。)
詳しい費用や、APIキーの取得方法については、上記サイトをご確認いただきますようお願いします。

データをもらうための正しいURL

調べたところ、以下が住所から緯度経度情報に変換するためのURIでした。

https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/json?address=緯度経度情報を調べたい住所components=country:JP&key=(ご自身で取得した)APIキー

Google Maps に関する情報は、変更することもありますので、
こちら(Google mapsのサイト)
をご確認ください。

事前準備編:まとめ

・住所
・APIキー
・URI ( https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/xml?address= と components=country:JP&key= )
そして、
・Alteryx Designer

があれば事前準備は完了です。

実践(Alteryxワークフロー構築編)

必要情報がそろいました。
APIを使って
・情報を取得し、
Alteryxを使って
・緯度経度情報を入手し、
・地図上に表示できるように変換していきます。

ワークフロー構築① URI作成

ワークフローを作っていきます。

事前準備編で入手した、URIは、正しくは以下のような形で情報を聞いていきます。

https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/json?address=緯度経度情報を調べたい住所components=country:JP&key=APIキー

こちらを、1店舗ずつコピー&ペーストして作成していくのは、大変手間です。Alteyxで作成していきます。
Excelの &(アンド)関数を使っていくようなイメージです。

https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/xml?address=

緯度経度を探してほしい住所

components=country:JP&key=

APIキー

結合していきます。

AppendFields フィールド追加 Alteryx アイコン画像Append Fields(フィールド追加)ツールと、Formula 式 フォーミュラ ツール Alteryx アイコンFormula(フォーミュラ)ツールを使い、各住所ごとのURIを作成していきます。

以下のように、

https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/json?address=緯度経度情報を調べたい住所components=country:JP&key=APIキー

を作成しました。
(APIキーは秘匿にしたいので黒く隠しております。)

Alteryx Google Maps API 取得 ワークフロー サンプル URI

 

ワークフロー構築② データDL

情報取得するためのURIが完成しました、次は情報を取得していきます。

まず、Download tool ダウンロード ツール Alteryx アイコン 画像Download(ダウンロード)ツール
を使い、先ほど作ったURIを使って情報を入手していきます。

一見中身が見えませんが、情報は取得できています。

(試しに作成したURIをウェブブラウザのURL欄に貼り付けていただくと、情報が取得・確認することが出来ます。)

Alteryx Google Maps API ワークフロー データDL JSON Download 受領したデータの中身

 

今回取得したデータは、JSON形式のため、これらを整理していきます。

次はJSON JSON解析 Tool Alteryx アイコン 画像JSON解析ツールを使います。
このツールは、JSON形式のファイルを分解し情報が取得しやすくなるために簡単に変換をしてくれるツールです。

簡単にJSONの情報がきれいに分割されました。中身もちゃんと入っていました。

Alteryx Google Maps API ワークフロー データDL JSON Download JSONツール後のデータ

緯度経度情報のようなものが見えています。

 

ワークフロー構築③ 必要データ取得

先ほどJSON JSON解析 Tool Alteryx アイコン 画像JSON解析ツールを使い、緯度・経度の情報は

results.0.geometry.location.lat
results.0.geometry.location.lng

に情報が格納されて居ることがわかりました。

フィルタ Filter Tool Alteryx アイコン画像Filter(フィルタ)ツールを使い、今回の必要情報である、緯度経度情報のみを取り出します。

Alteryx Google API JSON Cross Tab

同じフィールド内に緯度と経度が入っているため、CrossTab クロスタブ Alteryx ツール アイコンCrossTab(クロスタブ)ツールを使い、緯度と経度を別フィールドにします。

これで店舗・住所ごとに緯度と経度の情報がわかりました。

Alteryx Google Maps API ワークフロー データDL JSON Download CrossTabツール使い緯度経度情報を整理

ワークフロー構築④ ポリゴン化

情報が整いました。緯度経度情報をポイント型の空間オブジェクトに変換するため、CreatePoints ポイント作成 ツール Alteryx アイコン 画像CreatePoints(ポイント作成)ツールを使います。

これにより、地図上に、位置情報を絵のようにプロットすることが出来ます。

このようにどこに店舗があるのか?がわかるようになりました。

Alteryx Google Maps API ワークフロー ポリゴン化 CreatePoints 変換した地図

 

ワークフロー構築⑤ レポート化

Alteryxは、地図情報を表示すること以外にも、
・表示されている位置情報のアイコンを変更し
・レポート形式で出力

させることも可能です。

先ほどの図だと、一見どこの店舗かを判別するのは難しいため、

Alteryx Report Map レポートマップ Tool アイコン画像ReportMAP(レポートマップ)ツールを使い、店舗名を表示させ、店舗として図示されている「◇」アイコンをラーメンのロゴに変換します。また、Alteryx Charting Render Tool アイコン画像Render(レンダリング)ツールを使って、レポート(PDF)として出力してみたいと思います。

こちらが作成した図になります。

Alteryx Google Maps API ワークフロー URI作成 完成レポート 一風堂マップ ロゴ月

このように、作成した図のアイコンを変更するなどして、相手に伝わりやすいデータを作成することが出来ます。

 

 

最終的に、①~⑤をつなげたワークフローは以下のようになりました。

Alteryx Google Maps API ワークフロー URI作成 完成ワークフロー JSON

実践番外編(XML形式でAPIデータの結果を受け取る)

今回は、JSON形式でデータを取得しましたが、GoogleMapsAPIを調べていくと、XML形式でもデータ取得できると書いてありました。
Alteryxは簡単にXMLをパース(解析)出来る専用ツールもあります。

結果は同じですが、ワークフローは異なるのでご紹介いたします。
違う点を赤枠でかこってあります。
Alteryx Google Maps API ワークフロー URI作成 XML

詳細をお知りになりたい方がいらっしゃいましたら、弊社問い合わせページから、ぜひお問い合わせください。
ブログ最下部に問い合わせページへのリンクがございます。

まとめ(Google Map APIとAlteryxを使ってみての感想)

今回は、Alteryxを使い
・APIからのデータ取得
・JSON形式(XML形式)で受領したデータの整理
・緯度経度情報(テキスト形式)からポリゴン(図示出来る形式)への変換
・レポート作成

という様々な機能を1つのワークフローで実現させるための事例をご紹介しました。
各ステップごとに使うツールも2つ~3つと少ないため、
シンプルなワークフローでわかりやすいと思います。

参考にされてください。

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