事例 | Alteryxからメッセージをリアルタイムに投稿する

Alteryxは、データ前処理・データ集計・分析だけでなく、共有・展開のためのツールが用意されています。
今回はAlteryxから、チャットワークのAPIを利用してメッセージ通知する具体的な手順や作成したワークフローをご説明します。
なお、この仕組みはSlack、TeamsなどAPIが用意されているコミュニケーションツールでは実装可能です。

こんにちは、PR担当Saoriです。

処理アイコンをドラッグ&ドロップし、線でつなげていくことで「ワークフロー」という処理の履歴を構築し、
再生ボタンを押すことで、処理が実行できるため、とても分かりやすいのが強みの統計ツールである”Alteryx”。

Alteryxは、データ前処理・データ集計・分析だけでなく、共有・展開のためのツールが用意されています。
今日はチャットワークのAPIを利用し、Alteryxからメッセージを通知するための、具体的な手順や作成したワークフローをご説明しています。

具体的にはAlteryx DesingerのDownload ツールとチャットワークのAPIを使い、コメントを送信。
というのを実演したいと思います。

・処理がうまくいったかどうか、について結果をチャットワーク上に報告する、
・エラーがあった場合にリアルタイムでメッセージを飛ばす

など結果を、場所を問わず、PCからの確認をすることなく知ることが出来るようになります。

実演|Alteryx Desinger からメッセージを飛ばす(w/チャットワークAPI)

1.チャットワークAPI側での事前準備

チャットワーク社が提供するAPIドキュメント説明サイトはこちらです。
↓↓
チャットワークAPIドキュメントページ

1.API Tokenの発行

マイチャットから、チャットワークの画面右上にある「利用者名」をクリックし、
設定メニューが複数出てきますので、API設定をクリックしてください。

チャットワーク API 設定 マイチャット

パスワードを入力後、表示、をクリックすると、以下の画面へ遷移します。

チャットワーク API 設定 roomid
自動発行パスワードのような文字と数字の羅列が発行されますので、
そちらをコピーして保管しておきます。

2.通知したいチャットルームとroomIDを確認する

全社員
○○事業部
8/10飲み会
マイチャット
などなど・・・・

チャットには様々なルームが存在すると思います。
それを判別させているのがRooomIDといわれる8桁の数字です。

チャットワーク API 設定 roomid

ridから後ろ8桁の数字

この数字をメモしておきます。

3.コメントを通知したい人のIDを確認する
[To:2XX3456] ○×太郎さん

など、”誰向け”、というのに対し個別にIDが振られています。
これを使うと相手に通知が飛びますので、通知したい人のIDを確認し、控えておきます。
※なお、自分のIDを知りたい場合は、別アカウントの人に教えてもらってください。

4.アクションするにあたっての必要情報を確認する

エンドポイント(アクションを起こすにあたってのURLのようなもの)を確認します。
チャットワークのAPIドキュメントページを改めて確認します。
↓↓
チャットワークAPI エンドポイントに関する説明
調べたところ、チャットにコメント(メッセージ)の追加に関しては
エンドポイント: /rooms
でした。
URLの書き方と必要なパラメータを確認しておきます。

詳細はこちらをご確認ください。
↓↓
チャットワークAPI エンドポイント: /rooms ページ

5.コメントを書くにあたってのルールを確認する

普段使われている方はチャットワークで使うHTMLタグが何かをご存知かもしれませんが、今一度ここでルールを確認しておきます。
チャットワーク API メッセージ記法

2.Alteyxワークフローの作成

さて、チャットワーク側にある必要情報は揃いました。
それではAlteryx側での設定を進めていきましょう。

1.Text InputにURLを記載する

Text Input Tool
Text Input Tool Alteryx

を使い、

事前準備2.で確認したしたroomidと、4.で確認したエンドポイントを使いURLを記入しておきます。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク

 

2.Download Toolに設定をする

Download Tool
Download tool ダウンロード ツール Alteryx アイコン 画像

こちらをAlteryxのキャンバス上にドラッグ&ドロップします。
ここからはAlteryxDesinger Download ツールの設定画面を用い、
具体的な設定内容をご説明してまいります。

まず、URLのフィールドがどこかを設定します。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク Download tool 設定 画面 1
事前準備1.で取得したAPIトークンをvalueに入力します。
Valueは何か?を設定します。Keyを入力します。
Nameは X-ChatWorkToken と入力してください

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク Download tool 設定 画面 3

HTTPのアクション方法を指定します今回はPOSTを選択します。
Nameにbody と入れて、Valueにコメントを記載します。
その他設定する事項はありません。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク Download tool 設定 画面 4

今回は何もしません

ワークフローは以下のようになります。
すごくシンプルですね。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク ワークフロー

4.実行と確認

では緊張の一瞬・・・・
Alteryxの実行ボタンを押します。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク ワークフロー result画面

エラーなく実行されました。チャットワーク側を確認してみましょう。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク ワークフロー 実行結果

ちゃんと更新されていますね。
※自分から自分へのコメントはチャットワークの仕様により通知されません。

応用編|Alteryxで集計結果をチャットワークに通知する

事例1|ログにエラーがないかどうかの確認をする

出力されたログの中身を確認し、条件に一致した場合にのみ、チャットワークでメッセージを送る、というワークフローです。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク 応用ワークフロー1

事例2|出力されたファイルが問題ないかを確認する

こちらは毎日、指定したフォルダに集計結果を出力しているのですが、0KBで出力されたり、当日のファイルが出力されていない
場合があることを想定し、ワークフローを作っています。
事例1と同じように、条件に当てはまった場合にメッセージが投げられます。

Alteryx URL入力画面 API チャットワーク 応用ワークフロー2

ワークフローを使い、チャットワークで出力(表示)されるメッセージは以下のようになります。
Alteryx URL入力画面 API チャットワーク 応用ワークフローチャットワーク通知画面

まとめ

今回の事例はチャットワークとなりますが、Slack、TeamsなどAPIが用意されているコミュニケーションツールでは実装可能です。
Alteryx Designer Desktop Automationライセンスを利用いただければ、
「Alteryxを使い、集計した結果をリアルタイムに通知」という自動実行も可能になります。

難しいと感じる部分はあるかもしれませんが、新しいツールを1から覚えるのではなく、
Alteryxの延長線上で使うことが出来るので、普段から使っている方であれば簡単に出来ると思います。

実際に弊社のお客様先ではこの方法を導入されており、素早く問題に気づくことが出来大変喜ばれております。
(そもそもエラーがあってはいけませんが・・・・)

【参考】
↓↓
AlteryxCommunity : DownloadToolMastery
Alteryx Community Download Tool 応用使い方説明


Alteryx(アルタリクス)を14日間無料でご体験いただけます。
早速はじめてみませんか?
トライアル期間中もサポート対応実施中です!ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
14日間のフリートライアルはこちらから

Alteryxや、データ分析・集計に関するお悩みがございましたら、こちらからご相談ください。
お問い合わせページはこちら

関連記事

  1. Alteryx Desginer 2019.1 Start画面FULL

    リリース情報(Alteryx Desinger 2019.1)|Pyt…

  2. Excel で時々感じる困ったこと”あるある”からひも解くAltery…

  3. Alteryx ETL 概念図 EAI

    機能|ETLツールとして必要な機能を備え持っているAlteryx

  4. Alteryx(分析ツール)の簡単な説明

  5. ビックデータを効率よく抽出し分析する方法 『In-DB処理』

  6. Alteryx 全種類 機能説明 TOP画像

    Alteryx機能紹介 Reporting

フリートライアル(14日間の無料試用)