AlteryxDesignerを日々利用していく中で気づいた、より便利に・簡単に・効率よく・使いやすく利用するためのコツ・Tipsをまとめた記事です。
是非ご活用ください!
ワークフローを早く実行させる方法①|サンプリングツールの活用
複雑なワークフローや、100万行を超えるデータを扱ったワークフローを作成して、テストする場合、すべてのデータを使ってテストすると、1テスト30分、とか1時間かかってしまい無駄な時間が発生することがあるかと思います。
いくつか実行するデータ量を減らす方法がございますが、まずはサンプリング(データを抜き出すこと)が可能な2つのツールをご紹介します。
サンプリングツール:データ量を減らすことができます。 最初のN行、N行ずつ、上からN% という事が可能です。
ランダムサンプリングツール:全データのうち、指定した割合でランダムにデータを抽出することができます。
ワークフローを早く実行させる方法②|キャッシュ機能
ワークフローのキャッシュ機能を使うと、設定後の処理時間が短くなります。
設定方法は簡単で、ワークフローを実行する際、右クリックをして「ワークフローのキャッシュと実行」 を押すだけです。
ワークフローを実行させた後、キャッシュ機能が働いている場合は下記のように風船に包まれたようなアイコンになります。
【使用にあたっての注意】
・一部使えない条件やツールがあります。(その場合、右クリックをして「ワークフローのキャッシュと実行」は押せなくなります。)
・キャッシュ実行中のツール内データの確認や、設定内容の変更はできません。
ワークフローを早く実行させる方法③|一括レコード制限
全ての入力に対するレコード制限の設定を行うことができます。
設定は簡単です。
Alteryxワークフロー作成時に、ワークフローの設定画面のランタイムタブから、すべての入力に対するレコード制限に数字を入れるのみです。
なお、初期設定では数字が一切入っておらず、このまま利用いただければすべてのデータを利用して処理が行われます。
☆補足と注意☆
・マスターテーブルや、変換テーブルなどがある場合、そちらまでこの制限が発生します。
・デバッグ(確認)が終わったらこの制限を忘れずに解除しましょう。
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